どうもこんにちは、ユリアドファンブログ管理人・ゆりえでございます(・∀・)
2016年10月に放送された大ヒットテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」。
それが劇場版「ICE ADOLESCENCE」となって2019年に公開されることが2018年7月に決定しました。
~2019年9月21日 追記~
2019年公開予定の劇場版「ICE ADOLESCENCE」ですが、公式側からの発表により公開延期されることが判りました。
劇場版が公開される前に一度、テレビアニメシリーズを1話ずつ振り返っていきたいと思います。
今回は第3滑走「僕がエロスでエロスが僕で!?対決!温泉 on ICE」を振り返り、その感想を書いていきます!
全12話筆者の個人的な感想を挟みながら各話を振り返えっていきますので、どうかあたたか~い目で読んでいただけると嬉しいです(・∀・)ノ☆
ネタバレを含むので、「ネタバレは嫌だよ~!」って人は今のうちに回れ右してくださいね~!
はい、回れ~右ッ!!(クルッ
…では、第3滑走を振り返る前にここで一旦、ユーリ!!! on ICEに関連する筆者オススメ動画を載せておきますよ~。
テノール歌手のドミトリー・イヴァンチェンコさんとピアニストのヴァリャ・セメンチュクさんによる「アリア《離れずにそばにいて》」のカバーです!2017年3月26、ウクライナで催されたワールド・シアター・デーのイベントの中で披露されたものだそうです。
お二人の完コピが本当に凄い!特にイヴァンチェンコさんの魂の籠った歌唱力に圧倒されてしまいます。身近で聴いたら鳥肌立ちそうです!
第3滑走 僕がエロスでエロスが僕で!?対決!温泉 on ICE
男でも妊娠してしまいそうなほどエロス
勇利とユーリに自身のプログラムを滑ってもらうために、自らお手本として少し滑ってみせるヴィクトル。
初めにユーリに演じてもらう「~愛について~アガペー」の手本を、次に勇利に演じてもらう「~愛について~エロス」のお手本を見せます。
勇利の幼馴染で、アイスキャッスルはせつで働く優子もリンクサイドからその様子を見ていたのですが…
美しくも艶やかで情熱的なヴィクトルの「エロス」のお手本の滑りを見て、優子は鼻血を噴いてぶっ倒れてしまいますwww
さすがは世界中のスケオタを魅了してきたトップスケーター・ヴィクトル。たとえお手本であっても、見ている人をぶっ倒れさせるほど完璧にかつ美しく滑りこなしてしまいます。
優子が鼻血を出しながら倒れてしまうほど、ヴィクトルの滑りには色気があるのは勇利もよくわかっていたようで
「男の僕でも妊娠してしまいそうなほどエロス!!」
という名言(いや、迷言?)が飛び出てしまいますw
しかしすぐに我に返り、僕がこのプログラムを滑られるのだろうか…?と不安を感じる勇利。
そこへヴィクトルがスーッ…と近づき、勇利をあごクイしながら
「勇利には自信を持ってほしい」
と迫ります!しかも顔の距離が今にもキスしそうなほど超近い!!
「世界はまだ勇利の本当のエロスを知らないし、勇利自身もまだその魅力に気づいていない。それを早く見せてほしい」
憧れの人にあごクイされた勇利は、頬を赤らめながら完全にタジタジになってしまいます。その様子を傍観している我々ユーリクラスタだってタジタジになってしまうし、妊娠しそうになりますよ///
音楽に身を委ねるような表現力や華麗なステップなど…勇利には勝てる「強み」があるのに、実際の大会のように「ここぞ!」という時では本領を発揮できない。
その原因は「自信の無さ」。
前季のグランプリファイナルでは最下位という順位になってしまったものの、勇利はグランプリシリーズで戦う世界トップ6のスケーターでもあります。
現実のフィギュアスケート界でもそうですが、世界で上位6位に入るだけでも実に凄いことで、才能あるスケーターでないとここまで上り詰めることは非常に難しいのですが、それでも冴えないスケーターとなってしまっているのは、全て勇利自身の「自信の無さ」や「メンタルの弱さ」から来ているからです。
勇利には本当は世界を魅了させるほどのスゴイ才能のあるスケーターなのに、自信の無さから本番では力を発揮しないから非常にもったいない。だから勇利には自信を持ってほしい…!
そう思うからこそ、ヴィクトルはあごクイしてでも勇利に伝えたかったのでしょうね~。
ヴィクトルの「エロス」を見た後、自分には何ができるか?と勇利は考え始め、“モテ男が美女たちを虜にしては捨てていく”というストーリーをイメージしながら振り付けを試行錯誤します。
しかし、その様子をそばで見ていた幼馴染の西郡豪に
「ヴィクトルの真似をしてりゃいいじゃん」
「恋愛経験の乏しいお前に世界一のモテ男(ヴィクトル)に勝てるわけないだろうwww」
と冷やかされてしまいますが、ただ真似をするだけじゃヴィクトルを越えられない!と勇利は口走ります。
ユーリにとっての「アガペー」はおじいちゃん
一方その頃ユーリも、無償の愛をテーマにした「アガペー」の振り付けで苦戦していました。
勇利との対決で今は勝つことだけしか考えていないため、欲が前面に出てしまっているユーリは
「全然アガペーじゃない」
とヴィクトルにバッサリと切られてしまい、じゃあアガペーとは何なのか?と更に混乱。
天才スケーター・ヴィクトルはアガペーを感覚的にわかっているようで、そんなのは言語化できるものではないと言い、とりあえずユーリに寺修行や滝行をするように勧めます。
ヴィクトルに勧められるがまま滝行をしに行ったユーリは瞑想中、幼い頃から無償の愛で面倒をみてくれていたおじいちゃんのことを思い出す。
「俺にとってのアガペーはじいちゃんだ!」
また、勇利も自分にとってのエロスとは何なのかを考えているうちに
エロス=正常な判断ができなくなるもの(食欲)=手が出るほど大好きなカツ丼
であることに気づき、カツ丼をイメージした振り付けを考え始めます。w
早速翌日からカツ丼をイメージした振り付けの練習に取り組み始め、ヴィクトルにも
「もっと卵をからめるように!」
などと謎の指示を受けながらも練習に励みますが、
それでもカツ丼のイメージだけでは何か物足りないと感じた勇利は、更にミナコ先生にも協力してもらい、+αの振り付けの指導をしてもらいます。
Wユーリによる温泉 on ICE対決
Wユーリが対決する温泉 on ICEがついに開催されます。
日本男子代表の勇利と、ロシアの新星のユーリが対決するということもあって、会場には次々とマスコミが殺到。
この対決で勝った方がヴィクトルにお願いを聞いてもらう約束になっているので、二人とも真剣です。
最初の滑走者はユーリ。
ユーリは美しいスケートで観客を魅了するも、自分のスケートにまだ納得がいかず、アガペーを考える余裕がないほどの様子です。
そして最終滑走で勇利の出番が回ってきます。これまで自分のスケートに自信を持てずにいた勇利ですが、
「すっごく美味しいカツ丼になるので、しっかり僕だけを見ていてください。約束ですよ!」
とヴィクトルに宣言して、覚悟を決めてリンクの中央へと滑っていきます。
勇利はミナコ先生に教えてもらった「女性らしい」振り付けで、観客たちをどんどん虜にしていきます。
ヴィクトルのような色男にはなれない代わりに、逆の発想で、男を惑わす街一番の美女を演じることで勝負しようとしたわけですね。
勇利の演技に魅了される観客の反応を見たユーリは、試合結果を聞く前に負けを認めてひっそりと会場を立ち去り、ロシアへと帰国してしまいます。
会場の外で優子に引き留められますが、
「勘違いするな!グランプリファイナルの優勝を目指すのは俺だから!」
と今回の悔しさをバネに、グランプリファイナルで優勝することを強く宣言。
気になる試合の結果ですが、当然勇利の勝ち。
ヴィクトルをコーチに、一緒にグランプリファイナルを目指して優勝することを誓うところで終わります。
まとめ
「男の僕でも妊娠してしまいそうなほどエロス」や「カツ丼が僕にとってのエロスだ!」など、今回も何かと名言(いや、迷言か?)の多い回ですw(・∀・)ノ
特に「男の僕でも妊娠してしまいそうなほどエロス」。
この表現、よく思いついたなー!と感心しちゃいます。(笑)思いつきそうで全然思いつかないセリフですwww
第2滑走までは勇利とヴィクトル、勇利とユーリ、互いに心の距離がまだまだありましたが、第3滑走からは少しずつお互いの距離感が縮まっていっているのを感じます。
その証拠に勇利はヴィクトルへの言葉遣いが少しずつフランクになってきていますし(それまではめちゃ堅かったw)、ユーリには4回転サルコウの跳び方を教えてもらうようにお願いしていますしね…!
勇利にとってヴィクトルは憧れの選手ですし、ユーリはライバル。
勇利からすれば両者とも緊張する相手なのですが、自分の実家で、地元で、共に時間を過ごしていくうちに、だんだん心を開くようになったのかなぁと。
とにかく、勇利・ヴィクトル・ユーリの3人の人間関係と心の変化が感じられた回だと思いました。
次は第4滑走を振り返っていきますよ~!
勝生勇利のショートプログラム「愛について~Eros~」はこちら▽
ユーリ・プリセツキーのショートプログラム「愛について~Agape~」はこちら▽
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